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1.濃厚血小板(PC)血小板数(PLT)の取り扱い

保存温度:20.0〜24.0度で振盪保存
有効期間:96時間(4日)

保存温度:2.0〜6.0℃
保存期間:4日間
1単位:約20mL=一袋
2単位:約40mL=一袋
5単位:約100mL=一袋
10単位:約200mL=一袋
15単位:約250mL=一袋
20単位:約250mL=一袋


2.輸血PC(PLT)の方法と手順・手技

(1)濃厚血小板の準備ができたら輸血部から連絡がります。現場確認のため、一回電話を切ります。
(2)医師に濃厚血小板(PC)を与えてもいいかの確認も行います(看護師de転職)
(3)許可がおりたら再度輸血部に連絡します。もし時間の都合が合わなければ、時間調整を行います。
(4)輸血部に行って濃厚血小板(PC)を病棟へあげます
成人の場合、濃厚血小板(PC)は病棟へあげて三時間いないに全て落とすのが比較的に基本です(小児は例外)
確認事項は、患者氏名・血液型・製剤名・単位数・血液製造番号・有効期限・バッグの外観(凝固物等)

(5)ラインの確保
医師がライン確保を行います。
使用する静脈針は18〜20Gで、細い針を使用する際は成分が崩れないよう、加圧せずに行います。
現場では主に生食を使い、ライン確保をする事が多い(看護師de転職2)

(6)ラインを繋ぐ
(7)医師に連絡を入れ、患者認証装置、もしくは、複数の医療者確認を経てから医師に繋いでもらいます。
この段階でどの程度で落とすのか医師に確認しておくと比較的に良いです。
単剤投与は原則としてCaイオンを含む点滴と混注する事で凝固が起きます。(看護師de転職3)
そして再度、下記の確認事項を確認します。
・患者氏名(呼名・ベッドネーム・IDバンドの三点確認)
・血液型
・製剤名
・単位数
・血液製造番号
・有効期限
・バッグ外観

(8)五分程度、副作用チェックを行います。この時は、指示速度ではなく、低速に落とします
(9)投与してから十五分後に再度訪室します、そしてもう一度副作用チェックを行います(熱感+発熱・血圧・発疹の有無・倦怠感・嘔気) (10)点滴速度を指示速度へ戻します。 (11)輸血終了処理を行います(看護師de転職4)


3.副作用・後遺症

即時型 (輸血後、数分〜数時間以内)
型不適合の可能性が真が得られる場合には、直ちに輸血を中止して、医師へ連絡します。
主な症状は、アナフィラキシーショック、細菌汚染血輸血(菌血症)、DIC等

遅発型 (24時間〜)
輸血後GVHD・ウイルス感染症・輸血後紫斑病、等

輸血で起こりうる感染症
HCV・HIV・HBV・梅毒・回帰熱・ライム病、等



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