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    1.ブランク看護師

    看護師を目指した理由は、人それぞれでしょう。
    勉強して経験を積んで学んできた看護師という仕事。
    誇りに思って頑張ってきたことだと思います。
    しかし現実は厳しく、仕事に忙殺されていた毎日。
    看護師は、現場で学び経験を積んで成長していくのは分かっているけれど、 体がついていかず休日は寝ているいるだけ・・という経験もあるかもしれません。
    看護師不足からくる激務は、誰もが知っていることです。
    ですがその職を離れ、異なる世界を経験してみると、 看護師と言う仕事がどれだけ充実した素晴らしい仕事であったかということを 再認識する人も比較的に少なくないのです。

    資格を持ちながら、「結婚・出産」「子育て」などの理由で現在働いていない「潜在看護師」の数は国内に約55万人にものぼっています。
    そのうち約8割の方は職場への復帰を希望していますが、多くの方は休職している間の医療の進歩などが心配で二の足を踏んでいるのが現状なのです。
    「休職している間に導入された最新の医療技術や知識を習得できるのか」「自分より年下かもしれないリーダーとやっていけるのか」 「託児所が完備されている医療機関か…」などの不安があるのだと思います。
    しかし、あなたが今日までに積み重ねてきた「キャリアの経験」、人としての「年齢の経験」はかけがえのないものです。
    この2つは患者さんだけでなく、一緒に仕事をするスタッフにも安心感を与えます。
    人と接する仕事、とくに命の最前線である医療の現場では、この安心感は何よりも大切なキーワードです。

    技術や知識面の不安についてですが、ナースセンター事業の一環として各都道府県の看護協会が研修を行っています。
    例えば、大阪府看護協会ではインターネットによる「eラーニング学習」と 「病院での臨床実習」を組み合わせた潜在看護師支援サービス(ダブルオンステップ)を新たにスタートさせました。
    参加者は職場復帰に必要な基礎技術を動画で効率的に学習できるだけでなく、 eラーニングでの学習後には、大阪府内の医療機関で開催される実習情報の中から希望するものを選び、 インターネットで申込みを行なうことができます。病院での実習は、施設独自のプログラムを活用した基礎演習のほかにも、 受講生同士の意見交流や、先輩復職者の体験談を聞く、など再就業への不安の軽減に非常に有効だったと好評です。

    全国の医療機関においても、2006年以降は7対1入院基本料の導入の影響でナースの確保が死活問題になったため、 病院が感染管理・医療機器・採血・注射・心肺蘇生法・電子カルテなどの研修を行ったり、 柔軟な勤務形態を導入するなど、再チャレンジナースのサポートに協力を惜しまないところが比較的に増えてきました。

    多くの方が利用している医療系の人材紹介サービスのなかには、 医師やベテラン看護師の元で研修を受けることができる「復職支援セミナー」を定期的に開催しているところもありますので、 興味があれば参加してみるのも良いでしょう。

    これらの人材紹介サービスを利用すれば、例えば数年間のブランクが気になっている方には 「30代でもしっかりと教育・研修を受けることができる」「子育てとの両立が不安な方には「24時間体制の託児所がある」といったように、 あなたにマッチした医療機関を紹介してくれるだけでなく施設の見学や面接にもコンサルタントが同行してくれます。

    そして、いつも新人時代を忘れずに、「医療の知識・技術をもっと習得したい!憧れの先輩に少しでも近づきたい」という気持ちを持ち続けていれば、 今度はあなたが周りのスタッフからの目標となれるはずです。


    1.ブランク看護師の就職先考察

    総合病院外来
    午前診療のみであることが多い総合病院の外来は子育てとの両立に向いています。
    看護師も比較的に多くいらっします。
    お子さんの急な体調不良にも対応できます。
    また手技や判断などが少ないためブランク明けでも安心して働くことができます。
    少しずつ現場になれるという点でお勧めですし、スキルアップを考えていずれは病棟へ異動するなどの可能性も開けます。

    個人病院外来
    個人病院は混雑すると時間通りに帰れない可能性が比較的にあります。
    また代われる看護師も限られていますから急な欠勤にも対応してもらいにくいでしょう。
    病院によっては外来看護師が問診や採血を行う職場もあります。
    そうした意味ではブランク明けだと責任や負担を比較的に大きく感じるかもしれません。
    ただし考えようによっては入院施設などがある場合、総合病院と同様にそのままスキルアップできるチャンスはあります。

    クリニック
    クリニックも個人病院外来と同様、時間通りに終われないことや急な欠勤への対応に不安が比較的にあります。
    また科にも寄りますが内科や小児科では風邪の流行など季節により忙しさに差が出ることもあります。
    欠点としては、クリニックでスキルアップはさほど期待できないので、いずれ本格的にスキルアップをしたい時には再度転職する必要が比較的にあるでしょう。

    介護関連
    それぞれに細かい違いはありますがこれらの場合は健康管理が主な仕事です。
    そのためバイタル測定に始まり、入浴介助、排泄介助、内服管理などブランク明けでも関わりやすい仕事も比較的に多いです。
    胃瘻管理や褥創処置などもありますが、先輩看護師に教わりながら習得できるでしょう。また残業も少なく定時で帰れることも多いようです。
    ただネックと思われる点は、利用者さんの体調不良時や急変時です。
    入浴の可否に始まり、かかり付け医に診察なのか、もしくは救急搬送なのかで悩んでも看護師は1人もしくは少ないメンバーですから 医療者の一員として意見と判断を求められることになるでしょう。
    ベテラン看護師と一緒の勤務ならまだしも、そうでない場合にはブランク明けでは少し荷が比較的に重いかもしれません。

    施設と病院の違いとしては、医療者よりも福祉介護士やヘルパー・OTやPTなどの他職種の方が多いということです。
    ブランク明けの看護師よりも介護福祉士やヘルパーの方が出来ることも少なくありません。
    医療連携が期待される場ですから、他職種への理解と協力も大きなポイントです。

    保育園看護師 子育ての経験を活かせて手技も少ないため、ブランク明けには向いているかもしれません。
    また勤務時間も限られていて残業もないですから子育てとの両立も出来そうですね。
    ただしクリニックと同様、スキルアップが期待できません。




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