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    1.内科の役割と特徴

    看護師の転職先の中でも、いちばん広い分野をカバーしているのはやはり「内科」です。 内科とは主に手術を使わずに投薬や生活習慣の指導などをもって体内の疾患を治療する科目です。 内臓に関する疾病を治療する科目で消化器系、循環器系、呼吸器系、心療系、神経系などに細分されています。
    循環器内科は主に心臓や血管の治療、消化器内科は主に食道や腸や胃、また、肝臓や膵臓や胆嚢などの疾患を内科的に治療する科目です。 そして呼吸器内科は気管や気管支などの治療と、診療科目によって診察する場所も変わりますので、仕事内容もおのずと変わってきます。

    これまでに内科で仕事をした経験があるのであれば仕事内容はだいたい把握しているはずですが、 内科の患者は慢性期や回復期、終末ターミナル期などさまざまですので、 内科の仕事に関する知識や技術の他に、その場その場での臨機応変な接し方が要求されるという特徴があります。
    頭痛や腹痛など一見しただけでは原因が特定できない病状を抱える患者が比較的に多いのも内科の特徴ですが、 問診の際は適切に応対し、患者の症状を医師に的確に伝えるのも内科看護師の大切な役割です。

     内科というくくり全般で看護師として必要とされる役割や仕事内容はというと、 投薬の介助や検温、注射や問診などがあげられます。
    これらをスムーズに行うには 医療における広い知識と、薬の作用や名前などをしっかりと知って理解しておく必要があります。

    また、患者さんをよく観察し、異常をすみやかに発見することや、医師のサポートを行って患者さんの健康を守るという面では、 どの診療科でも看護師の役割が変わることはありません。

     このような内科の看護師としての仕事は、比較的に大学病院や総合病院などの大規模な病院から、地域の診療所、 つまりは大きな病院から町の診療所まで、必要とする場所は多いです。 長く看護師として活躍したい方や、キャリアをつんでいきたいと考える方にとっては、ぴったりな診療科ということもできるでしょう。


    2.内科の給与と給料

    まず、内科で働く看護師の年収についてお話いたします。
    仕事内容もありますが、基本的には 急変や緊急時の対応が外科と比べて少なく、残業が少ないので 年収は比較的に低くなりがちです。

    また、病院では内科・外科を同じように求人を出しますが、 内科の方が看護師が集まりやすいということも、内科の給与が安い原因になっています。

    また、収入面以外の労働条件が大事な看護師が内科で働くことも多くなっています。 例えばママさんナースなどは、忙しく突発的な残業が多い環境では仕事ができないため自然と内科を希望することになります。
    夜勤に関しても急変が少ない分内科系の病棟の方が看護師の配置人数が少ない病院もあります。 配置する人数が少ないということは自然と看護師の夜勤回数も少なくなることに繋がります。

    とはいえ、内科の看護師でも夜勤を4回程度行えば年収450万程度になってきます。
    求人サイトでの採用情報を見てもらっても分かると思いますが、内科と外科の給与を分けている ケースは少ないため、残業や夜勤回数によって内科と外科の年収が変わってくると思えばよいのです。


    また、関東などの都心部では年収が高くなりがちですし、 内科と言っても神経内科などは、また収入が変わってきます。
    内科の診療は非常に幅が広いため、看護師の収入面において分かりにくい部分があります。

    内科の看護師が年収アップのために行うことは、 内科の中でも専門的な分野のスキルを身につけることです。
    例えば神経内科などもそういった専門分野に位置します。
    他にも循環器内科で心カテなどが出来ると看護師として病院に転職する際に重宝されます。


    内科のクリニックで働くという選択肢も看護師にはありますが、 なかなか年収アップには繋がりません。求人情報の詳細をみると分かりますが、 クリニックの中では内科がかなり年収が安くなっています。



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