現役看護師が人気求人比較・転職実態調査!
看護師としてキャリアを作り続けて、生活を志した場合、そのキャリア形成がとても重要になってきます。 例えば、ベンチャー企業関連の技術者やコンサルティング専門家などはその働きや営業実績に基づいて、 年功序列でなく能力にみあった報酬がしはられます。 看護師の場合は棒給と月給がイコールになり、ボーナス金額もこれをもとに査定されるため自分がどれだけ頑張っても給料には反映されなく比較的に感じがちなのです。 キャリアとは言い換えれば、給料の変動です。 長い事続けても、給料を上げてもらえない、すまわち雇用主から相当の評価をなされないのであれば、 それは互いに好ましい雇用関係とは言い難いのです。 しかし、看護師の能力とは別の事情もあるのが現実問題。 雇用主、企業、求人元からすれば優れた人材を安く、長く使い続けたいという本音があります。 そのため役職を昇給の主な条件に認定するのみで、それ以外での昇給のチャンスをさりげなく狭めていきたいとも思っているのです。 つまり、雇用主の事情があるからこそ、ただ長く勤めているだけではなかなか給料アップは望めず、 かといって声を大に給料アップをいうと疎まれるため、他者と自分を客観的に比較した給料相場がわからなくなってしまう、 そんな現状こそ看護師の給料相場を比較的に難しくしている現状ともいえるのです。 しかし、看護師の不足は年々深刻化してきているのもまた実状です。 すると、雇用主は徐々に減っていく看護師に対して危機感を抱き、病院として機能がそこなわれないように看護師の確保、 他企業との看護師人材取り合い合戦が繰り広げられるのです。 実は、役職といった型ではなく、この看護師人材合戦の最中の企業こそ、看護師の能力に見合った本当の給与を支払おうとしている雇用主になっているのです。 採用時に決めた給与は上がることはあれど、下げる事など、よほどのことがないかぎりありえません。 なので、自分が能力・知識・経験に見合った報酬が払われているかどうかというのは、 決して現状の職場のみの評価に一存するのではなく、第三者目線(雇用主は第三者ではない点が重要)で評価される必要があるのです。 職場の雰囲気が良い、人間関係が気に入っている、立地条件が良いなど、給料は上がらずとも現状維持で働きたいと思うかたもいるでしょうし、 給料相場抜きで満足しているのであればそれでいいと思います。 ただ、少し自分の昇給やキャリアに疑問を感じたのであれば、 転職をするしないの決定は保留にして、転職コンサルタントに相談して、自分ならばどれほどの求人に応募できるのか、 転職時の給与交渉はいかほどに強気にできるか、をかけあった真実を確かめるのも社会人として重要な行為なのです。