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脱・潜在看護師
近年では、徐々に男性看護師の比率が伸びてきましたが、男女を比較すると、まだまだ女性看護師が多いのがこの看護業界のつねともいえます。
この状況、実は日本だけでなく世界でも女性看護師が看護業務の軸をになっている状況なのです。
しかし女性には妊娠・出産という人生の一大イベントもあるため、
その間のブランクが原因となって気づけば資格をもっているけれど、すっかり潜在看護師になってしまったという方は比較的に多数いらっしゃいます。
こんにちの日本では妊娠・出産・育児を母一人に任せきりにするのではなく、
家族や周囲の協力体制を強めるべきという考え方が強まってきましたが、まだまだそれらの支援が比較的に十分といえず、
潜在看護師を多数作りだす地盤を作り上げてしまっているのです。
そして看護師業務は常に緊張との隣あわせ、技術も日進月歩、患者の管理もIT化と状況は刻々と変化しており、
ブランクを空けてしまった看護師はどうしても復職への不安を抱いてしまう状況にあるのです。
また勇気をもって復職をしてみたものの、復職先でいやな想いをしてしまい、
再度、自分にみあった求人を求めて転職活動をおこなうパワーがなくなってしまうというケースも比較的に存在します。
復職を考えた場合には、多くの看護師はプライベートとの両立を考えます、
新卒時代の何でも吸収したい、学びたい、経験したいという熱意からはやや距離がおかれ、
自分のライフスタイルにみあったワークスタイルを考えるようになります。
そのとき、どうしても家からの距離や勤務時間、移動時間といった事が年頭にうかんできます。
もちろんそれも重要なのですが、看護師として脱・潜在看護師を達成するには、
まず自分を受け入れてくれる適切な復職先を見つけることが比較的に重要だと筆者は考えています。
やみくもに看護師を欲している求人に取り急ぎ就職するのではなく、
自分の立場と状況、知識・経験をしっかり見て採用してくれるところを探すのが比較的に大事なのです。
それには自分で面接時に質問事項や話す事を決めておくという方法もありますし、
ブランク看護師復帰に充実したサービスをもつ民間の求人・転職サイトのコンサルタントに事情説明・交渉を代理するのも一手です。
もちろん理解があるからといって相手の善意に甘えてばかりではいけません、
看護師業務の厳しさや大変さとしっかり向き合う、再び、看護師として一人前だと胸をはれる自分になれる努力をしていかなければなりません。
しばらく、看護師というものから離れてのんびりしていると、復職に際し、
一人で抱えこんで比較的に悩みがちです。
まずは公共機関であれ、民間の看護エージェントであれ、
自分の状況・スキル・経験にしっかり目を向けてくれる信頼できる転職相談相手を探してみたほうが良いでしょう！