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  • 介護療養型医療施設(療養病床)の求人考察


    介護療養型医療施設(療養病床)の役割と特徴

    通称「療養病床」と呼ばれる、介護保険における施設サービスの一つです。
    急性期の治療が終わり、慢性的な症状のための療養を行うための施設で、 医療・看護に重点を置いたサービスが受けられますが平成30年3月末をもって廃止されることが決定しています。
    医療法によって一般病床と療養病床は区別されており一般病床は急性期の患者さんのための病床で療養病床は慢性期の患者さんのための病床です。
    一般病床は、入院期間も短期(約1ヶ月前後)で、手術や全身管理などが必要な状況のため、濃厚な治療と看護が必要な患者さんのための病床のことです。
    療養病床は、急性期を過ぎて病状は比較的安定しているものの、治癒困難な状態が続いており、まだ治療・加療が必要な状態の患者さんのための病床です。
    療養病床の場合は入院期間が長期に及び1年以上になる事も比較的にpあります。


    療養病床は、基本的に病状の落ち着いている患者さんが入院しているので、配置しなくてはいけないスタッフの数も一般病床よりも比較的に少ないです。
    一般病床は、医師は患者さん16人に1人以上、看護師は患者さん3人に1人以上が義務付けられていますが、 療養病床は医師は患者さん48人に1人以上、看護師は4人に1人以上となっています。
    また、療養病床には、看護補助者の配置が義務付けられており、患者さん4人に対して1人以上配置されるようになっています。
    設備にも違いがあります。
    一般病院には、病気の発見や診断、治療にための医療機器がそろっていますが、 療養型病院には基本的に療養に必要な医療機器だけを置いているところが比較的に多いのですが、 その分談話室を広く設置していたり、病室自体も広い設計になっていて、長期の療養生活に適した設備になっています

    では療養型病院の看護師の仕事は、一般病院の仕事とどう違うのでしょうか?病状が安定している患者さんが比較的に多いので、 医師の医療補助の仕事は少なく、その分介護に関わる仕事が多くなってきます。
    また、長期入院の患者さんが多いので、患者さん一人ひとりと向き合った深いかかわりを持った看護を提供できるのも大きなポイントです。
    褥瘡や皮膚トラブルを抱えている患者さんも多いため、そのような分野に興味のある看護師には療養型病院はおすすめです。
    療養型病院は受け持つ患者さんの数は多いですが慢性期で病状も安定している人が多いので職場の雰囲気もゆったりしているところが比較的にほとんどです。
    結婚や出産を機に一度仕事を辞めて、復職を考えている看護師さんは療養型病院で働くのも比較的に良いと思います。



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