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    1.急性期病院の特徴

    急性期と聞くと「忙しくて大変」というイメージが比較的に強いかもしれませんが、 一方でスキルアップ志向の強い若手看護師の方を中心に希望の転職先として比較的に人気があるのも事実です。
    急性期病棟は急性憎悪を含む発症後間もない患者や病状が不安定な患者の方を対象に一定期間集中して医療を行うのが二次救急、三次救急が役割です。 患者の出入りも激しく、救急搬入、急変対応など常にめまぐるしい忙しさがあるのが特徴です。
    しかし、そのようなネガティブなイメージだけで急性期病棟への転職を諦めるのは勿体ないかもしれません。
    近年では、看護師の確保に向けて残業を減らすためにコメディカルスタッフとの業務分担を進めたり、 院内に保育所を設置して子育てが必要な看護師の受け入れ体制を整えたりと、 病院側も様々な工夫により労働環境の改善に努めている病院も比較的に多くございます

    また、急性期病棟の特徴としては、若手の看護師が多いという点も挙げられます。 急性期病院は看護学校を併設していることが多く、新卒の入職者を数多く受け入れている病院が比較的に多いのです。 業務特性上、独身で時間も体力もある若手看護師のほうが働きやすく、 スキルアップをしたいという志向を持った若手看護師が集まりやすいといった側面もあるようです。

    もちろん、急性期にも中途入職する看護師は数多くいますし、 最近では病院側の労働環境改善や業務分担の推進による負担軽減などで、 徐々に看護師の年齢層も広がってきていますのでスキルアップしたいという気持ちがあれば、どなたでも転職の可能性はあります。


    2.急性期病院の長所

    急性期病棟で働いている看護師の方から聞くことが多い急性期病棟の代表的な利点としては下記が挙げられます。

    (1)スキルアップに適している
    (2)短期間で数多くの症例の経験を積むことができる
    (3)ハードだがそのぶんのやりがいを感じる
    (4)緊張感・活気があり、職場の雰囲気が良い


    急性期病棟の大きな魅力は「スキルアップ」と「やりがい」です。 仕事は忙しくてスピードも求められるうえ、急変対応や残業などもあり精神的にも肉体的にもハードな環境であることは間違いないですが、 そのぶん短期間で数多くの症例経験を積むことができ、看護師としての知識やスキルを高めることができるため、大きな成長感を感じることができます。
    また、新卒で急性期病棟に就職後、仕事がつらくなり一度は慢性期や精神病棟などに転職したものの、 やはり急性期病棟の雰囲気が忘れられず、もう一度チャレンジしてみたいと考えて転職を考える方も比較的に数多くいらっしゃいます。
    患者の出入りも激しく、とても忙しい急性期病棟ならではの活気や雰囲気に魅力を感じる方も比較的に多いようです。


    3.急性期病院の短所

    次に、急性期病棟で働いている看護師の方から聞くことが多い急性期病棟の代表的なデメリットについてもご紹介します。

    (1)ハードな労働環境(残業・夜勤・急変対応)
    (2)患者の1人1人にじっくりと関わることはできない


    急性期病棟は急変対応や救急搬入などの業務の特性上、どうしても残業や休日出勤、夜勤などが増え、 プライベートの時間が確保しづらいという傾向はあります。 休日も勉強会に参加する場合など、1週間に1日も休まずに病院に勤務している若手の看護師の方も比較的に数多くいます。
    急性期病棟を転職したいという方の転職理由の中で一番多いのがこの労働環境のハードさからくる肉体的・精神的負担です。
    また、急性期病棟では慢性期と違い患者の方の入院期間も比較的に短い上、 次々と新しい患者に対応する必要があるので、1人1人の患者の方にじっくりと向き合って看護をするというスタイルを希望される方には向かないかもしれません。


    4.注意事項

    急性期病棟への転職を考える際、皆さんがもっとも気になるのは実際の忙しさや労働環境ではないでしょうか。
    実際の忙しさを把握するためには、先入観やイメージにとらわれず、病院の実態を把握することです。
    実態を把握するためには、オペ数や救急車の搬入数、外来患者数、患者の平均在院日数、看護師の配置人数などの客観的な数字を事前にしっかりと把握することです。
    転職時にコンサルタントに相談するのはもちろんの事、面接時にもしっかりと職場の状況をきいておく事が好ましいです。

    また、福利厚生の充実や労働環境改善も病院によって取り組み状況が大きく異なるので、そのあたりもしっかり確認する必要があります。認定看護師の取得を目指す方は、資格取得支援制度などもチェックしておきましょう。
    そして、若手の看護師が多い中でやっていけるのかが不安という方は、職場の平均年齢や看護師の構成、中途看護師の入職実績などを事前にしっかりと確認しておきましょう。



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